【新店情報10/4取材】若葉台団地におしゃれな多様多世代施設が誕生

認定NPO法人若葉台と神奈川県住宅供給公社、若葉台まちづくりセンターが連携し、横浜若葉台(横浜市旭区)の商店街「ショッピングタウンわかば」内に、新たな多様多世代多機能を持つ交流活動拠点が2022年8月27日(土)にオープンしました。

8月にBOOK STAND 若葉台の三田さんへ取材に行った際に、チラッと工事中の施設を拝見し、思わず「可愛い・・♡」と声が漏れてしまったほど、素敵な内装が気になって仕方がなかったこの施設。オープン後、念願の取材に行ってきました。

―――まずは、若葉台団地について教えて欲しいです!

若葉台団地は築40年以上の⾼層住宅団地で、現在では年々高齢化が進んでいます。
ですが、全国の団地の中でもダントツで要介護認定率が低く、住民の皆さんはとても元気で生き生きとしています。

その理由として、団地内のショッピング施設や住環境が整えられており、コミュニケーションが創生できるようなイベントや、団地内でビアガーデンがあったり、団地内で活動するサークルが沢山あることなど、地域住民の方々が楽しく暮らしていけるように工夫した運営が行われています。

また、地域ぐるみで⼦育て環境を整え、「住みやすく・⼦育てしやすい」まちづくりをコンセプトとしています。
例として、若葉台団地内の小学校通学見守りの方の多さは、何処にも負けないほど多いのではないでしょうか?

他にも、公園や保育施設も充実しておいます。
私たちも子育て世代として若葉台団地に住んでいますが、自信を持って、ここに住んでよかったと思っています。
バスの本数も電車並みに本数があります!
※ビアガーデンは夏季限定のイベントです。

―――すごいですね・・・小さい子供を持つ身として、この段階でもう若葉台団地に興味が湧いてきました。笑

子育て世代の方々にぜひ、若葉台団地の良さ、温かさを知って欲しいです。
11月には、花火が団地内の近くのグラウンドで上がるのですが、お試しで宿泊できるお部屋がありますのでぜひ泊まりに来てください!
絶景ですよ!

―――行きたいです!!!その時には、ぜひ取材も兼ねて子供たちと宿泊の申し込みに行きたいです。それでは、最後に「わかばダイバーシティスペースWakka」は、多様多世代施設とのことですが、一番重要視して作られたポイントはどこでしょうか?

そうですね、一番は、居場所がない子供たちに居場所を作りたいという理事長の強い思いでこの施設を計画しました。
働き方が多様化している世の中、共働きで働くご家庭のお子さんなど、一人ぼっちの時間が少なくなるように。
そして、この温かい地域住民の方々にご協力いただき、子供たちが見守られて安心できる場所を提供したいというところです。
実際に、中高生の居場所を意識して、夜の20時まで営業しています。

また、コワーキングスペースとしても利用可能とし、若葉台で働く機能を作り出すことで職住近接を創出したり、障害のある方々の働く場所や交流の場所としての計画もしています。
まさに多様多世代交流ができる場所として若葉台団地の方々、そして近隣地域の方々に様々な使い方でご利用いただきたいです。

 

休憩スペースの可愛いソファ
一つ一つ仕切られた勉強スペース。
可愛いランプがついた素敵な受付カウンター。雰囲気が明るくてついつい利用したくなります!
今話題のロボットLOVOT「わかばちゃん」もお出迎え。

 

 

利用・運営について

・定休日:不定期(年末年始ほか)

・営業時間
10月:平日 10時00分~20時00分、土日祝 10時00分~19時00分
11月〜:平日 10時00分~19時00分、土日祝 10時00分~18時00分

・利用料金:(有料)多様性活動スペース・コワーキングスペース
<多様多世代活動スペース>
小学生以下 無料、中学生・高校生 100円/日、上記以外200円/日
<コワーキングスペース>
時間単位で利用 200円/時間、日単位で利用 1000円/日、月単位で利用 1万1000円/月

・お問い合わせ:認定NPO法人若葉台 事務局
電話:045-744-7811
住所:〒241-0801横浜市旭区若葉台4-34-1

10月の催し

Aya’s Talk

この仕事を始めるまでコミュニティに関してきちんと考えることなんてなかったのですが「コミュニティ」とは、同じ場所に同じ人がいて、毎日言葉を交わすことから始めることが、まず第一アクションであると気づいた今日この頃。

最近は、毎朝、コーヒーを買いに行くコンビニの主婦店員さんとのちょっとした会話から、お子さんのお下がりをもらうことがあったりと。
小さなことからコミュニティは派生できるが、いつも同じ場所があることが前提である。

話したくなったら、話せる場所。
現実から逃避したい時も、そこに行って軽く話をすれば、気が紛れて気分転換の場所だったり。

そんな場所を地域ぐるみで作り、多様多世代施設として見守っていくという活動は、日本中の団地モデルケースになることがいつか来るのではないかと考える。

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