「青が誘うウズベキスタン 萩野矢慶記写真展」開催11/26-2/26

横浜市ふるさと歴史財団(横浜市都筑区)は25日、横浜ユーラシア文化館にて、ウズベキスタンで撮影取材を重ねている写真家 萩野矢慶記[はぎのやけいき]氏の写真展を開催すると発表した。

2022年は日本とウズベキスタンの外交関係樹立30周年にあたります。

グーリ・アミール廟 サマルカンド

 

開催概要

萩野矢慶記氏は、1991年に独立したウズベキスタンで日本人として初めて写真撮影を行った写真家です。

世界遺産として有名なブハラ、サマルカンド、ヒヴァなどのオアシス都市の壮麗な歴史的建造物やそこに暮らす人々の姿を映し出した写真の数々をお楽しみください。
澄み切った空の青と建造物を飾る青の煌めきがあなたをウズベキスタンの旅へと誘[いざな]うことでしょう。

・会期:2022年11月26日(土)~2023年2月26日(日)
・主催:横浜ユーラシア文化館
・後援:駐日ウズベキスタン共和国大使館
・会場:横浜ユーラシア文化館1階ギャラリー、2階常設展示室(一部)
・観覧料:1階 無料/2階常設展示室 一般200円、小中学生及び横浜市 内在住の65歳以上 100円

 

「写真展」の見どころ!

青く煌めくドーム、幾何学文様や植物文様で装飾されたタイルの壁面、中央アジアのイスラーム建築美が伝わる迫力ある写真です。

夕日を浴びるカラーン・ミナレットとアリム・ハーン・マドラサ ブハラ

バザール(市場)に集う人々、伝統工芸の職人、笑顔あふれる子どもたちなどウズベキスタンの現在の人々の姿を紹介します。

中央アジア産の大根とビーツ(甘味大根)を売る女性 フェルガナ マルギラン

サマルカンドの土人形やドッピという伝統的な帽子、昔ながらの技法で作られた色鮮やかな陶器など、ウズベキスタンの工芸品も展示します。

土人形(森美可氏蔵)
ウズベキスタンの陶器 ギジュドゥヴァン窯

 

「ユーラシアへのまなざし―造形の美と技―」にも注目

企画展「ユーラシアへのまなざし」チラシ

・概要
横浜ユーラシア文化館のコレクションの礎を築いたのは著名な東洋学者江上波夫氏(1906-2002年)です。江上氏の研究は学問の枠を超えて世界に広がり、その幅広い視野と強い探求心は内モンゴルでのキリスト教建造物の発見や西アジアにおける日本人初の遺跡発掘調査を行いました。

2022年は江上氏の没後20年目という節目を迎え、彼が長年の調査研究を通して関心をもち、魅了された様々な造形について、未公開資料を中心に地域ごとに展観します。江上氏がユーラシアの造形へ向けた熱いまなざしを感じてとって頂ければ幸いです。

・会期:2022年11月17日(木)~ 2023年2月12日(日)

・休館日:毎週月曜日、12月28日(水)~1月3日(水)
※1月9日(月)は開館、1月10日(火)は休館

・開館時間:9時30分~17時00分(券売は閉館30分前まで)

・料金:大人300円、小中学生および横浜市内在住65歳以上150円

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