対話からメンタルヘルスケアをサポートする機能を実現

ウェルヴィル(東京都文京区)は4日、PST(横浜市中区)が提供する「音声病態分析感性制御技術」(以下「音声病態分析」)を用いて、人がAIと対話することで心の状態を把握できる機能を開発したと発表した。
それにより、様々な環境で働く人に向けたメンタルヘルスケアのサービス提供を目指します。

 

取り組み内容

現代社会では、職場環境によりメンタル状態が悪化し、仕事が続けられないというケースが増加しています。

厚生労働省の労働安全衛生調査(令和2年度)によると、過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1か月以上休業した労働者又は退職した労働者がいた事業所の割合が9.2%と発表されており、多くの労働現場において深刻な問題となっていることがわかります。

ウェルヴィルはこの問題を解決する一助となりたいとの想いから、仕事をしながら自然に、かつ早期に心の状態を把握できるサービスを開発いたしました。
ウェルヴィルが提供する「LIFE TALK ENGINE」は、人の問いかけや発話に対し、意味を理解して自然に応答できるAI対話エンジンです。また、メディカル領域・ヘルスケア領域でプロダクトを提供するPSTは、人の声から病気やストレスなどを分析する「音声病態分析」の研究開発を行っています。

「LIFE TALK ENGINE」と「音声病態分析」を連携させ、業務の中で対話を利用しながら、その声から心の状態や病気を把握しメンタルヘルスケアのサポートを行います。

今回、その第一歩として「LIFE TALK ENGINE」を活用した介護スタッフ向けのサービス開発を進めており、DX(対話による介護記録等の自動作成や、入居者様の申し送り事項のスタッフ連携など)を実現しながら、更に心の状況を把握するメンタルヘルスケアのサポート機能の拡充を目指しています。

 

今後の展開/h4>

今後もウェルヴィルは、従業員が健やかにいきいきと働けるようにサポートしたい企業のために、対話による業務効率化に加え、心のケアもサポートできるサービスを開発していきます。

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