雲一つない快晴の朝、よこはま動物園ズーラシアでコロナ禍以来待望の「ズーラシア駅伝」が1月28日に行われた。
旭区内のみならず、横浜市内の男女・年齢別の参加チーム209チームが集まり1チーム5人でタスキをつなぐ。
普段は子供たちが遊ぶ公園エリアいっぱいに、色鮮やかなユニホームを着た選手たちが寒空の中白い息を吐きながら身体をほぐしていた。スタート地点まで行く道では 軽くランニングをしている選手らと多くすれ違い、応援するこちらまで元気が湧いてくるよう。
三年ぶりに行われた今大会、地域住民の熱気も例年以上ではないかと言わんばかりの応援の観衆。それに相反して選手たちの思わず心臓の音が聞こえてしまいそうなほどな真剣な表情を見ていると、こちらまで緊張してしまった。
その空気感もあってか、筆者はレポのために訪れたのだがスターターの音と一緒に思わず「がんばれー!!」と叫んでしまった。
駅伝後、参加チームの旭北中学校陸上部のみなさんにお話を聞かせてもらった。
「大人の人と一緒に走る事はあまりないので、一緒に走る事が経験できたのでよかった」「坂の多さにびっくりしました。ズーラシアなので独特な動物の匂いがしました」
残り何メートルかがわかりづらく、ペース配分が難しかったとの声も。
日頃練習はグラウンドで行い、いつもとは違う景色の中で走るというのは陸上部のみなさんにとって、貴重な体験になったようだ。
「一人でやる競技が多いけど、駅伝ではみんなと協力して走る競技だと思った」「初めてタスキを繋げてよかった」
コロナ過の中、制限多い生活をしてきたであろう中学生の皆さんの言葉にほころんだ。Withコロナは以前続くけれど、楽しみながら運動をすることを続けてほしいなと、母親世代の筆者は思うのです。
参加チームのみなさん、おつかれさまでした!
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