太陽光路面発電パネルやリユースEVバッテリーの開発などを行う環境プラットフォーマー※1のMIRAI-LABO(東京都八王子市)は東京建物グループの日本パーキング(東京都千代田区)と、資本業務提携契約を締結いたしました。
日本パーキングが運営する駐車場に、MIRAI-LABOの太陽光路面発電パネルとリユースEV蓄電池を組み合わせた自律型エネルギーインフラAIR※2を実装し、ZEP※3(ネット・ゼロ・エネルギー・パーキング)の実現に向けて取り組んでまいります。
両社の事業および本資本業務提携の内容
MIRAI-LABOは、「環境主義」を企業理念に、太陽光路面発電パネル、リチウムイオンバッテリーの無瞬断切替技術、省エネ照明技術を軸として、様々な省エネ環境製品の開発を行うとともに、中古EVバッテリーの劣化診断およびリユース製品の開発等を手掛けております。また、環境プラットフォーマーとして、株主・事業パートナーであるオークネット、ENEOSホールディングス、やまびことの連携を推進しながら、100年後を見据えたサスティナブルな地球環境創りに貢献する取り組みを行っている企業です。
日本パーキングは、駐車場の開発・運営を行っており、全国1,861箇所(75,254台)の拠点を展開しております(2021年12月末現在)。東京建物グループは、脱炭素社会の実現に向けて、温室効果ガス排出量削減の中長期目標を設定しており、2030年度までに40%削減(2019年度比)、2050年までにネットゼロを目指しております。
両社は、互いの強みを活かした駐車場のZEP化を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献するという目標が一致したため、資本業務提携契約の締結に至りました。
※1 環境プラットフォーマーとは、MIRAI-LABOの環境コンセプト及び環境省エネ技術を軸に、参加する事業パートナー全社の利益創出と社会的波及を目的とした環境プラットフォームを提供・運用する者のことを、MIRAI-LABOが独自に定めたもの。
※2 AIRとは、Autonomous Intelligent Roadの略称(直訳:自律型知的道路)であり、太陽光路面発電パネルSolar Mobiwayによる分散発電と、リユースEVバッテリーによる分散蓄電を組み合わせることで、センシング・通信・照明などに自律した電力を供給する新たなエネルギーインフラサービスの総称です。
※3 ZEP(ゼップ)とは、Net Zero Energy Parking(ネット・ゼロ・エネルギー・パーキング)の略称であり、消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した駐車場のことを、日本パーキングが独自に定めたもの。
実証実験
MIRAI-LABOの太陽光路面発電パネルを、日本パーキングの運営駐車場に本格実装することを目標に、協働して実証実験を2022年春より開始する予定です。
実証実験は、日本パーキングが自社保有する八王子市内の立体駐車場及び平面駐車場の2箇所で計画しており、ご利用者様の安全性に充分配慮し、実施してまいります。
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